アップステージ マカティのしげる氏指名子フィリピーナ キムから放たれた「クヤ ナンサイデスカ?」の質問にしげる氏が「45歳」と答えて以来、流れ続けているおかしな空気。
その空気は食事を終えて「アップステージ」に入っても変わらないままである。
だがこの空気感を創りだした当の本人であるしげる氏は、そんな空気はいっさい読んでいないのか?はたまた蓋をしているのか?は分からないものの、いずれにせよひとりご機嫌だ。
だが、ベテラン爺たるもの、兎にも角にも気難しい人が多い上に、特にフィリピン人に対しては謎の上から目線で接するしげる氏である。
そう言った意味では、現状キムがしげる氏を上手くやりこなしているとも言えなくはなく、早くもしげる氏お得意の「俺の女」と言い出しそうな雰囲気が満ち始めている。
ただ昨日来たばかりの一見客が、翌日に同伴ソクソクも無しに同伴で戻って来たのは、仕事という面ではキムからすればラッキーはラッキーだろう。
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そんなラッキーな側面はあるものの、しげる氏攻略の次の難関はドリンクである。
まだアメを貰っていないフィリピーナのドリンクに関しては、僕の知るピン世界で生きる人の中では1、2位を争うであろう厳しさのしげる氏。
何の気兼ねのなく自分のペースでフィリピーナのドリンクを出す為に、伝票を分けるという選択肢はあるにはある。
が、この手の人たちの厄介な所は、
フィリピーナへの建前上、一緒のテーブルで自分の指名フィリピーナにだけ出さないというのは、しげる氏をもってしても気が引けるようで、伝票を分けることも嫌がられる。
そのため、伝票を分けるという選択肢は実質無いに等しく、そこをクリアにするには、そこでの会計を全て持つか、そもそも一緒に店に入るのを控えるかなのだろうが、
との思いが、まあまああるのも事実だ。
ただここ最近、ランチなどの費用をしげる氏が全て出してくれていること、、、
そして何より、折角早く起きわざわざマラテまで来て、昼過ぎから仕事を頑張ったヤナに対して、せめてボトルぐらいは入れてあげたい気持ちはある。
そんな思いもありしげる氏に、
“ドリンクに関してごちゃごちゃ言わないでね”宣言を早めにしげる氏に対してキメる。
するとしげる氏が、
ちゃんと割り勘しようよ
とは言ってくれたものの、
先に書いた通り、
あと、しげるさんにも最近ランチとかずっと出してもらってますし。。。
社交辞令的にそんなやり取りを経ると、
とジジイが甘えてきた。
が、甘えられると甘えられるで、「何かしげる氏の分も出すのもったいない様な気がせんくもない。。。」と思った僕がいたのもまた事実であった。
ただこの日のしげる氏は、キムの手前か?一味違い、
さすがに自らのゴリ押しで、無理矢理入れ込んだキムとの同伴代まで払ってもらうのは気が引けたのか、自分の同伴代は出すとのことで、出すと言ってくれている分は遠慮なく出してもらうことにする。
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そしてしげる氏の“フィリピーナなんか水飲ましとけばいいんだよ”の呪縛から解かれた、テーブルはようやくKTVらしいムードになった。
やはりドリンクという名の会話の潤滑油は、ある程度はある方が円滑であるのは間違いないようだ。
それがない状態では、フィリピーナもいつ「ドリンク イイデスカ?」を切り出そうかのタイミングを伺っており、どことなく、テーブル自体がぎこちなくなる。
そんなしげる氏だけでなく、ようやくヤナとキムのフィリピーナもエンジンがかかり始め、時間はあっという間に過ぎていく。
ただそうなってくると、どのタイミングでアップステージを切り上げるか?
まだ20時を過ぎたばかりの時間ではあるが、僕的には1セットもしくは、延長1時間程度でおいとまし、マラテへと戻ってピンクレディへと向かいたいな的な所だが、しげる氏がどのように考えているかは現状分からない。
しげる氏がまだ残りたいとのことであれば、最悪はしげる氏をここに置いて帰っても良いだろう。
とりあえず、ヤナには遅くても22時ぐらいには店を出ることを話した。
すると話がなぜかフィリピン料理の話へと飛ぶ。
これまでのフィリピン滞在でフィリピン料理を食べたことなど、数える程しかない僕ではあるが、
一応僕の中で食べれる記憶にあるのは、
- サラが作って食べたことがあるアドボ
- アップステージ マカティと同じくマカティのKTV、「原宿」のフードで毎回頼んでいたシシグ
- 後は、フィリピン料理と呼べるのかは分からないが、イナサルの中でもマング・イナサル
ぐらいであり、逆に言えばそれしかない。
そのまんまの話をすると、
との質問。
が、
アドボに豚とチキンの種類があるのも、この時に認識した僕であり、記憶ではサラの作ったアドボにポーク感はなくチキンである。
と答えた。
するとヤナがその話をしてきた理由が判明する。
そう、“僕の好きなフィリピン料理を作って持ってくる”を口実とした、明日も店に来いの前振りだった。
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ただ、、、ただである。
別に食べたことがあり、食べれるフィリピン料理を答えただけで、1mmも好きだとは口にしていない。
何なら、今後もいっさい食べなくて大丈夫と言えば大丈夫である。
ましてサラがアドボを作ってくれた時も、店ではなく、家で作るだけでも何となく抵抗があったが、それが目の前ではなく、見えない場所で作られるとなると、何となく心の中の抵抗感に摩擦が加わっている感じの気分である。
だが、それを口実に明日も店にくる方向でヤナはドンドン話を進んで行っており、もはや、
とは言いにくい、いや、言えない状況である。
が、ここで冷静になって考えて脳内の思考を分析する。
そもそも、KTVで新たなフィリピーナと出会い、指名が自分の中で失敗では無いと思えた場合、僕の頭の中での思考として、
- うわっ、騙されててても良いから付き合って、継続的なソクソクパートナーになりたい
- 絶対じゃないけど、暇な時ように時々のソクソクパートナーとしてキープしたい
- とりあえず1回だけソクソクしたら、もう2回目はなくていい
いずれにせよ、ソクソクありきでフィリピーナを見てしまう僕であるが、大きく分けるとこんな感じの思考が、僕の中でははたらく。
僕の場合、大体1か3が最初の時点では思うことが多く、1で思っていたのが何らかのきっかけで熱が冷めたのが2の状態に移行することが多い。
だが、このヤナは既に現状で2の状態に感じるフィリピーナで、僕にとっては必須ではない。
とは言え、3の2回目はなくても良いか?と言われれば、人生のリサイクルショップとして生きて来た僕の中で、まだまだ使える判定から「もったいない」感が働いた。
そして、、、
気がつけば、この言葉を発している僕がいた。
そんな明日のアップステージへの来店が確定したものの、明日もしげる氏が一緒に来ると言い出すとそれはそれでめんどくさいため、とりあえずこの場ではしげる氏には、そのことを話さずに時間を過ごす。
結局まだ横でキムを落とすため懸命に戦うしげる氏がいる為、1セットではおいとまできず、延長を入れる。
が、流石に僕もだんだんと気持ち的にソワソワしてきた。
しげる氏に、
もししげるさんまだ残るんやったら、全然気にせんと残ってください。
と耳元で話すと、
との返事だった。
ということはしげる氏に残されたキムを持ち帰る為のエキストラタイムの残り数十分である。
が、決定力不足がサッカー日本代表以上に深刻な状態にあるしげる氏は、結局キムに対してキメきることはできず、この日のアップステージは終了のホイッスルを迎える。
そしてヤナと明日の来店を約束して、チェックをするとアップステージを後にしてマラテへと戻る。
この日しげる氏は先に書いた通り、支払いを甘やかしたが、マラテジジイ界を甘やかすとあかんなと思ったのは、これ以後、甘えることに慣れ、ジジイやのにもはや赤ちゃん並みの甘えん坊のしげる氏が、KTVのお会計では生まれてしまったことである。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
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シャワー室という名の決闘場で立ちバックを決めきれなかったのは決定力不足かね?
金髪さん、それはシンプルに精力不足っすね🤣