そんなダメージを受けちゃった男、どうもミカエルです。
だが、そこに待っていたのはAPEC開催の影響による、大渋滞だった。4時間以上をかけ空港からマカティに到着し、A氏そして新人のB君と合流し、夜遊びに出かけたのはブルゴスだった。
本日もよろしくお願いします。 押忍!
ブルゴスについた僕たちは、とりあえず見る見るしてまわろか?とマカティ・アベニュー側の道路側からブルゴスストリートに入り、偵察を開始。
B君は、まだ21歳の今風の若者、自称、1回3,4ラウンドはこなせる猛者と豪語し、ブルゴスのネオンに照らされ、目はギラギラしている。
そんなB君は、完璧に今宵に向けてのメンタルは仕上がった様子で、まさにブルゴスに導かれるして導かれた若者だ。
だが、同時にB君のギラギラした目を見て、
と、両親に感謝。
こんな、目をギラつかせた、性欲の強い外国の若者に1回のチップで複数ラウンド、ガッしガシされるのが自分かと思うと、恐怖で体がブルった。
そんな、前のめりなB君を引き連れながら、A氏はブルゴスのシステムのことをB君に伝授しつつ、店を回っていく。
最近でこそ、ブルゴスには来ていなかったが、それでも「PLAN B」か「KOJAX」、穴で「Bottoms」あたりでのチョイスとなるのでは?などと僕の中では思っていた。
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数軒の店をまわり、次に入った店でいったん席に座り、自分達のドリンクをオーダー。
この店は今まで、全く入ったことのない店で、ステージ上のフィリピーナ達を見る限り、「次いこや!」となるのは、時間の問題だった。
当然ながら、ステージに立っていないフィリピーナ達は、僕たちに群がり、我れ先にバーファインされようと必死にアピールしてくる。
だが、やはりパッとしたフィリピーナはいない、しかもまあまあ、皆、歳がいってそうだ。
僕は壁沿いに座り、カバンを自分の横に置き、誰も横に付けない防御態勢を取った。
やたらよく喋るフィリピーナがA氏の横に位置どり、A氏にドリンクを頼んでもらいロックオンに掛かろうとしている。
B君は初のブルゴスに圧倒されながらも、まだ目のギラつきと戦意は失っていなかった。
そうこうしていると、店の裏から、まだ店に出ていなかったフィリピーナ達が店に出てきた。
あっ、まだこんな人数いてるんや!などと思いながら、後で出てきたフィリピーナ達を見ていると、1人のフィリピーナに目が止まる。
これが、この旅を最後に、また年1度のフィリピン渡航に戻ると思っていた僕が、フィリピンを渡航し続ける理由のきっかけとなる、ブルゴスのゴーゴーフィリピーナ「リオ」との出会いだった。
リオも僕の目線に気付き、僕の隣に座ろうと歩み寄って来た。僕は防御壁のカバンを秒で壁側に移し、受け入れ体制を整える。
僕たちは自己紹介をしながら、他愛もない話を重ねた。
話していく中で、リオならバーファインしてもいいかと思い出していた。
しばらくすると、A氏が「次行きましょか!」と言い出したので、バーファインしようかどうかと考えている中、A氏がB君に尋ねた。
だが、僕には気になる事があった。
B君の様子とさっきまでとは明らかに違い、僕とリオの会話、、、いやむしろリオだけをチラっチラみている。。。
確かに、この店の中では、リオが唯一の掘り出しものだった。
僕も、リオがいなければ、「んじゃ、次行きましょ!」となっていたはずだ。
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B君はA氏に
僕と、A氏は同時に「えっ!!」となりながら、まさかの答えの怖さのあまり、震えが止まらない。。。
すかさず、A氏が僕に
でも、B君フィリピン初めてやし、今回だけ、B君に譲ったって。。。
とB君のフォローを入れてくれていた。
仕方ない、言うて僕の彼女でもないし、リオも商売で客が付けば、良いことだろう。
せっかくの掘り出し物が手のひらから、すり抜けた残念な気持ちはあったが、僕はリオのバーファインを諦めた。
リオ自身は自分がバーファインされたのは分かっていて、着替えに向かったが、誰にバーファインされたかはこの時点では理解していなかった。
着替えを終えたリオは当然の流れで、僕にバーファインされたものだと思っていて、僕と手を繋いでくる。
と告げると、リオも明らか、
と、なっている。
それは、そうだと思う。
この流れの中で、バーファインが僕ではなく、ひと言も喋っていないB君だとなると、そら誰でも「えっ!!」となって当然だ。
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状況を理解したリオは、僕にFacebookを交換しろと言って、外に出るまでの僅かな時間の中でリオとFacebookを交換した。
そして、
とお願いされ、昼間にテキストを送るという約束をして、リオは既にご満悦のB君とともにホテルに向かうため、タクシーに乗り込んだ。
などと思いながら、A氏がドライバーにホテルの名前を告げ、ドライバーが理解したことを確認すると、僕たちは2人を見送った。
僕とA氏は、これからどうしよ?となり、結局、KTVに行くことに。
そう、それはサニーのいるA氏行きつけのKTVだ。
もちろん、A氏は僕とサニーがどうなったかも知っているので、「その店行きます?それとも他の店でもいいっすよ!」とは聞いてくれたが、僕も「サニーに久しぶりに会えるわ」と少し思ったのも事実だ。
もちろん、8月の渡航を経て、サニーへの特別な恋愛感情は、本当に感じなくなってはいた。
だからこそ、慣れ親しんで気楽に過ごせるサニーの店を避ける理由も、もはやない。
結果、僕たちはいつものサニーのいるKTVへと向かった。
だが、そこで予想外の出来事が待ち受けていることを、この時はまだ知るよしもなかった。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。