フィリピンから帰国便欠航! 飛行機が欠航した際の対応や補償は?

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みなさんこんにちは。あわよくば編集部(@TeamAwayokuba)です。

先日、金曜日0:50発のマニラ→成田、ジェットスター便が突如、欠航となりました。

今回、たまたま知り合いの該当便のチケットをTEAMあわよくばメンバーが手配しており、あわよくばメンバーのメール宛てに届いた突然の欠航メール。

該当の便にご搭乗予定だった方は、空港のジェットスターのカウンターで欠航を知ったと言う方も多かったのではないかと思います。

 

あわよくばメンバーも急いで、その知り合いにLINEで連絡を取り、かなりバタバタした深夜となりました。

そこで今回の記事は、このジェットスターでの欠航を例に、航空会社からの補償とクレジットカードに付帯する旅行保険を考慮しながら、まさかの出来事でもある、「もし渡航先で飛行機が欠航した際の対応」を記事にしていきたいと思います。

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欠航理由による違い

飛行機の欠航には、「航空会社都合」と「不可抗力」の2つのパターンがあります。

「航空会社都合」は、機材故障、システム障害、またパイロットの体調やアルコール検出など、航空会社に欠航理由の責任があるものです。

一方で、

「不可抗力」は、台風などの自然災害による欠航理由が主となります。その他では、耳にする機会が多い “バードストライク” も不可抗力に含まれます。

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飛行機が欠航した時の選択肢

欠航時に利用者が取れる対応は「返金対応」と「振替便」の選択肢が主となります。

返金対応の場合は、お金は当然ながら返ってきますが、目的地までの移動手段をもう一度、自分で手配する必要があります。

振替便の場合は、自社または他社の航空便で、目的地までの移動に対応します。

会社都合による欠航の場合で、いわゆるレガシーキャリア(従来型の航空会社)の場合は、他社便に振り替えてもらえることもあります。

格安航空会社LCCと一部航空会社は他社便振替は行っていませんが、JAL、ANA、スカイマークなどは他社便振替を実施しています。

不可抗力の場合は、他社便振替はなく、自社の後日便への振替が原則になります。

 

ホテルや食事の補償

欠航した場合に、ホテルなどの宿泊代金や食事代金を補償してくれるのか?という疑問を持たれる方が多いと思います。

ケース・バイ・ケースと言う所はありますが、不可抗力による欠航の場合は、宿泊・食事の補償は基本的にありません

航空会社都合の欠航の場合は、上限はあるものの、航空会社から宿泊代金や食事代金を補償される場合があります。

ただ、「必ず補償される」というものではないのと、格安航空会社LCCはジェットスターを除き、いかなる欠航でも宿泊代金などの補償がないことがほとんどです。

また、宿泊代金を航空会社が負担してくれる場合は、基本的に実費負担となり、あとで航空会社に費用請求する形となります。

請求の際には領収書が必要ですので、宿泊費、食事代の領収書は必ず貰うようにしておいて下さい。

 

今回ジェットスターで経験した、ホテル・食事代金補償の盲点

今回はジェットスターでの欠航となり、前述した様にメールでの欠航の案内が送られてきました。

そのメールの文面の中には

お支払い上限額

ホテル一室あたり:4,000ペソまで

お食事:1,000ペソまで

空港-ホテル間移動:公共交通機関のご利用をお願いしております。タクシーのご利用は公共交通機関の運行時間外の場合に限らせていただきます

との記載があり、前提として今回は以下の内容で対応しました。

・帰路の飛行機はジェットスターの振替便を使わず、セブパシで25日の早朝便を取り直し、ジェットスターは返金対応

・24日深夜の欠航の為、この後、マラテに戻る本日の宿泊と25日早朝出発までの2日間、4,000ペソ以内で収まるホテルに宿泊

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今回、欠航便に搭乗予定だった知り合いから、それらの補償の申請をする為、ホテルと食事代のレシート画像をおくってもらった上で、欠航案内メールにリンクされている、「ライブチャットでのご精算の手続き」から、清算の手続きを開始したところ…

②翌日以降の弊社振替便にご搭乗いただくに際し、…

チャットで担当者と話して初めて知ったのですが、ジェットスターではこの補償を受けるには、“振替便の搭乗”が、必須とのことで、今回の返金対応の上、他社便での帰国の為に要する宿泊費等は補償の対象外とのことでした。

確かに送られて来た欠航案内のメールにも「翌日以降の弊社振替便にご搭乗いただくに際し、」の文言は記載されていましたが、後の祭り。

「そんなの当然!」と仰る方もいるかと思いますが、少なくともあわよくばメンバーは、今回その事を初めて知り、結果、今回に関してホテル宿泊代金等の補償は受けられませんでした。

 

もし皆さんに今後、欠航・遅延等のトラブルが起きた際には、案内メールの内容をよくご確認いただき、できる限り無駄な出費の無い渡航をしていただければと思います。

 

クレジットカードに付帯する旅行保険でホテルや食事代は補償される?

ほとんどの方が利用していると思われる、クレジットカード。

カードに付帯する国内・海外旅行傷害保険は海外旅行でのトラブルをカバーしてくれる保険があるのをご存じの方は多いと思います。

「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、自動付帯はクレジットカードの契約者であれば無条件に海外旅行保険が適用される保険。

一方、利用付帯はそのクレジットカードで旅行費用の一部でもいいので支払わなければ補償の対象とならない(対象となる支払いはお持ちのカードをご確認下さい)保険です。

一般的なクレジットカードでは、

・傷害死亡・後遺障害
・傷害治療費用
・疾病治療費用
・賠償責任
・携行品損害
・救援者費用

上記のトラブル等を補償範囲として定められており、それに加えて、主にゴールドカード以上から国内・海外航空便遅延保険も付帯されるカードがほとんどです。

 

国内旅行、海外旅行で違いがある為、今回の記事では海外旅行に関する海外航空便遅延保険についての内容を書きたいと思いますが、まず、海外航空便遅延保険において最初に知っておいていただきたい内容は

カード付帯の海外旅行保険で、“欠航”による宿泊費が補償されるものカードはほとんどないと言うことです。

海外航空便遅延保険の補償内容は主に以下の4つに分けられます。

・乗継遅延費用
・出航遅延・欠航・搭乗不能費用
・手荷物遅延費用
・手荷物紛失費用

上記のトラブルにより発生する費用

・宿泊料金
・食事代
・手荷物到着遅延、紛失により負担した衣類や生活必需品の購入費用

などが補償される訳ですが、少し細かく内容を見てみると、

・乗継遅延費用:食事代、宿泊費
・出航遅延・欠航・搭乗不能費用:“食事代”
・手荷物遅延・物紛失費用:衣料購入費、生活必需品購入費

となっている場合がほとんどで、恐らく、欠航となった際に一番補償して欲しい所である、“宿泊費用”が補償されるのは乗継遅延のみとなっている保険がほとんどです。

例えば、お持ちの方も多く、旅行に強いと言われるAMEXゴールドを例に見てみると、

となっており、赤枠で囲った箇所の通り、「お食事代を2万円を限度として補償します。」となっています。

つまり欠航の場合、最大2万円は食事代として補償されますが、宿泊代は補償対象外で、食事代の立替請求にも、領収書の提出は必要となります。

この際の食事代は、補償額が高いカードでも2万円か3万円が上限のものがほとんどで、わざわざその為に領収書をごにょごにょと頑張ると言うのも、特に旅行先と言う環境において現実的ではないと思います。

また、あわよくばメンバーのミカエルは2年前の関空連絡橋にタンカーが衝突し、空港機能が麻痺している最中の9月6日にフィリピン航空で帰国予定だったものの、関空が着陸できない為に、帰国便はもちろん欠航になりました。

その際、9月6日の帰国日にいったんターミナル2まで出向き、福岡や名古屋着への振替便等の交渉をしたものの、結構な差額が必要だった為に諦め、翌日セブパシにて一旦、成田に飛行し、新幹線で大阪へ戻る事を選択しました。

結果、9月7日より関空、ターミナル2着の国内線の一部は再開し、成田から関空に飛行機で移動できたそうが、その際に、クレジットカード付帯保険の補償で、何か補償されないか検討した様です。

結局は、“食事代”しか補償されそうなものは無く、「そもそも、欠航でバタバタしている時に、気持ち的に2万円分も食事をしようとはならなかったのと、わざわざそれを申請するのが面倒」との理由で、補償は使わなかったようです。

ただ、マニラでの滞在…どちらにしろ1泊なり2泊なり延泊が必要なのであれば、レストランのレシートが出るKTVで遊んで帰ると言うのは…「アリ」かと思います…

海外航空便遅延保険においての出航遅延・欠航・搭乗不能費用の補償は食事代のみが補償される保険がほとんどとなります。

年会費が高いことで知られる、アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カードなどのプラチナカード以上のグレードを持つカードでも、出航遅延、欠航、搭乗不能費用に関して、補償規約に記載されている内容は“食事代”でした。

それをカバーできるのが海外旅行保険ですが、フィリピン渡航になれて来ると、その都度いちいち、航空便の遅延・欠航までをカバーする、海外旅行保険に入られる方も少ないのではないかと思います。

そこで次の章では、全てのカードをリサーチできた訳ではないものの、あわよくば編集部で調べた、航空便の欠航における宿泊費用の補償付きクレジットカードをご紹介していきたいと思います。

 

航空便の“欠航“による宿泊費が補償されるカード

あわよくば編集部で調べた限り、航空便欠航時に補償の内容が“食事代”だけではなく、“食事代+宿泊代”となっているカードは、以下のセゾンカードのアメックスブランドしか見つけることが出来ませんでした。

※保険金額は全て最高補償額
※最新更新2020年1月

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード


年会費:初年度年会費無料、2年目以降10,000円(税抜)
乗継遅延費用:30,000円
出航遅延、欠航、搭乗不能費用:30,000円
受託手荷物遅延:100,000円
受託手荷物紛失:100,000円
公式ページ:セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード
規約に記載されている出航遅延、欠航、搭乗不能費用の補償内容
1回の出発遅延、欠航もしくは運休または搭乗不能について、下記費用の実費を3万円限度としてお支払いします。

宿泊費と食事代、交通費および国際電話料等通信費。ただし、被保険者が払戻しを受けた金額、被保険者が負担することを予定していた金額、または②により支払われるべき金額はこの費用の額から控除します。

②旅行サービスについて、取消料、違約料、旅行業務取扱料その他の名目において、旅行サービス提供・手配機関との契約上払戻しを受けられない費用またはこれから支払うことを要する費用。

※これらの費用は社会通念上妥当な費用であり、かつ、保険事故と同等のその他の事故に対して通常負担する費用相当額とします。

出航遅延、欠航、搭乗不能の際に食事代だけでなく、宿泊費、交通費、国際電話等通信費、旅行サービスの取消料、違約料までも補償の範囲となってます。

 

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード


年会費:20,000円(税抜)
乗継遅延費用:30,000円
出航遅延、欠航、搭乗不能費用:30,000円
受託手荷物遅延:100,000円
受託手荷物紛失:100,000円
公式ページ:セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
規約に記載されている出航遅延、欠航、搭乗不能費用の補償内容
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カードと同じ補償内容

 

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード


年会費:20,000円(税抜)年間200万円以上のショッピングのご利用で、次年度本会員年会費10,000円(税抜)
乗継遅延費用:30,000円
出航遅延、欠航、搭乗不能費用:30,000円
受託手荷物遅延:100,000円
受託手荷物紛失:100,000円
公式ページ:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
規約に記載されている出航遅延、欠航、搭乗不能費用の補償内容
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カードと同じ補償内容
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各カード別、出航遅延・欠航・搭乗不能費用の補償範囲例の一部

 

カード補償額補償範囲
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード3万円宿泊費補償
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード3万円宿泊費補償
セゾンプラチナビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード3万円宿泊費補償
アメリカン・エクスプレス・ゴールド・カード2万円食事代
アメリカン・エクスプレス・プラチナ・カード3万円食事代
SPGアメリカン・エクスプレス・カード2万円食事代
JCBゴールドカード2万円食事代
JCBプラチナカード2万円食事代
三井住友VISAゴールドカード1万円食事代
三井住友VISAゴールドカード2万円食事代
MUFJカード ゴールドカード1万円食事代
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード2万円食事代
ダイナースカード2万円食事代
ANA JCB ワイドゴールドカード2万円食事代
ANA JCB カードプレミアム2万円食事代
ANA VISA/Master プラチナ プレミアムカード2万円食事代
Orico card THE WORLDカード3万円食事代
dカード GOLDカード1万円食事代

今回のリサーチで確認出来たものは、時間の都合で以上となりました。

こちらの表に関しましては読者の皆様の“まさかの欠航”の際にも、参考にしていただけるかと思いますので、随時リサーチして追加していきたいと思います。

また、もし読者の皆様がお持ちのクレジットカードで、「このカードにも出航遅延・欠航・搭乗不能費用の補償があるよ!」と言う情報がございましたら、コメントからでも情報を共有いただけますと幸いです。

 

まとめ

今回リサーチしてみて、クレジットカードに付帯する補償で、欠航時の宿泊費用補償に対応しているカードが思いのほか少ない事が、少し驚きの結果となりました。

その中で、セゾンカードが発行するAMEXブランドの補償範囲の広さが際立った形となりました。

読者の皆様がお持ちのクレジットカードの海外旅行航空便欠航時の宿泊費補償の有無をぜひ一度ご確認していただればと思います。

先にご紹介したセゾンカード発行のAMEXブランドのカードは、フィリピンに頻繁に渡航される方で、もしお持ちのカードに宿泊費補償がないようでしたら、年会費の安さも含め1枚持っておいても良いカードだと思います。

また、航空便遅延・欠航の補償において、国内旅行の場合は“利用付帯”での補償となる物が多いのですが、海外旅行の場合は持っているだけで補償対象となる、“自動付帯”と言う事も持っているメリットではないかとも思います。

 

TEAMあわよくば編集部の記事をお読みいただき、ありがとうございました。

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