【フィリピーナ お持ち帰り】簡単にお持ち帰り出来たフィリピーナは、お持ち帰られも簡単だった【Chap7 123話】- ミカエルblog ep356

 

クリスタルと関係を終わらせてもよいかな？と初めて思い、口にしたものの、結局クリスタルとは別れきれず、関係を終わらせきれないまま、さらに日は流れて行く。

この年の10月もそろそろ半ばへと差し掛かり、日本でも街中のディスプレイなどでハロウィンが近づいているのを感じる様になって来た。

KTV嬢フィリピーナからは、ハロウィンパーティーのチケットの写真が送られて来たり、相談されたりと言ったことが増えてくる季節。

当然クリスタルからもハロウィンパーティーに来るのかどうか確認されるが、次は渡航は11月の初旬頃を考えていたので、10月末の渡航を断った。

そうこうしながら10月も終わりに近づいた頃。

仕事終わりのLINE電話がない時でも、「終わった」、「帰った」的なメッセージが、起きると入っていると言うのが、この頃はルーティン化していた。

そのルーティンが崩れ、僕が起きてからメッセージを送っても、連絡が中々返って来ない時が出始める。

こうなりだすと、

と感じ始め、その“怪しいの感情”は結構な確率で現実となり、何かしら僕にとっては好ましくない形が後に分かるのもまた、フィリピーナ好きのピン世界で生きる宿命的な所があると、僕は思っている。

 

ただこの時点では、そのことをそこまで気に留めていた訳でもなかった。

だがそれぐらいの時から時期を同じくして、クリスタルがアップするLINEのタイムラインの投稿に、コメントやスタンプが、同じ人物から頻繁に付くようになっていた。

なってはいたものの、Facebookなどは特にそうだが、フィリピーナの投稿に対して、日本人から大量のいいねや、コメントがついているなんてことはよくある話だ。

LINEの場合はFacebookとは違い、少なくとも一度は何かしら、どこかしらでのコンタクトがあり、LINEを交換した上でのタイムラインへの投稿というのは理解できるが、もちろん毎日仕事に出ているクリスタルである。

新しいお客さんがついたのかな？ぐらいの気持ちでしかなく、他の人にも当然見えるFacebookのフィリピーナの投稿に、必死にコメントをしている日本人を見ている感覚で、どちらかと言えば、

と思いながら見ていた。

そんな中ハロウィンパーティーも終わって11月となり、次のフィリピン渡航まであと1週間もないぐらいだったと記憶しているが、僕とクリスタルの関係を終わりへと誘う、出来事が起こる。

そしてそれを引き起こしたのが、この日本人あった。

 

その日も何気なくいつも通りのクリスタルとのやり取りをしていた。

すると突如、先程クリスタルのタイムラインにコメントやスタンプを投稿する様になっていた日本人が、メンションだったか、タグだったかは忘れたが、とりあえずクリスタルのアカウントを巻き込んで、ある写真を投稿した。

その写真には、寿司職人の様な髪型をしたおっさんが、部屋のカーペットなどで知ってる人にはすぐに分かる、現シェラトン マニラベイ（この当時パンパシ）でクリスタルと部屋や屋上庭園にいる写真をアップしている。

さらにはプールサイトでクリスタルとキスをする写真もアップし、「はいどうぞ、みなさん見てください」と言わんばかりの感じである。

それを見て、まず最初に思ったのは、

このおっさんとクリスタルとの話の中で例えば恋人となっていたとしても、普通の感覚で考えると、飲み屋のキャストとのプライベートで、他の客に影響が出そうなものをアップするなどという、テロ行為などしようという発想に至らないと思う。

恐らく作為的なものだろうから、まずはそこがキモいし、もし仮に不作為であったとしても、どちらにしてもわざわざキャストのアカウントを巻き込んでタイムラインで公開する所がガチ目にキモい。

 

しかも、それ以上にこのおっさんがキモかったのは、それだけじゃなく、フィリピーナバカ嫁 サラを巻き込んでの悪縁があったということ。

後にクリスタルに言われて知ったのは、どういった流れでこのおっさんとクリスタルの間で、僕の話になったのかは知らないが、僕がフィリピーナバカ嫁 サラと結婚しているのを知っていた。

そしてその理由が、このおっさんは元々兄弟でマラテに訪れていて、兄貴なのか弟なのかはわからないが、その兄弟がサラの元カレ日本人であった。

そしてその話を聞いて僕も誰だかということが繋がる。

もちろん僕自体は、このおっさん含め、サラの元カレの兄弟にも会ったこともなく、面識もない。

ただ以前サラとは、、サラがこれまで付き合った日本人の話になったことがあった。

その時にマラテに兄弟で来ていた日本人がいて、サラがその片方と付き合い、サラの友達がいまのこのおっさんと付き合ったみたいな話を聞いたことがあった。

恐らく間違いなく、サラがその時に話していた兄弟の片割れなのだろう。

狭すぎるマラテの恐ろしさ、また、見知らぬ人が自分を知るキモさのコラボ。

そして何よりここまで来れば、クリスタルにとっての僕のカテゴライズが、どこにあるのかがわからない。

 

そして冒頭で書いた、「終わった」や「帰った」のメッセージがなかったり、逆に送ったメッセージのリプライの反応が悪かったことの理由が繋がる。

そう僕が簡単にクリスタルをお持ち帰りできたのと同様、クリスタルはこのおっさんにも簡単にお持ち帰りされていた。

切ないが言うて現実である。

ただ自分のアカウントが巻き込まれて、写真がアップされていることにクリスタルはまだ気づいていない様で、この写真が見える様になってからも、普通に普段と変わらない感じで、僕とのメッセージのやり取りを続けている。。。

もちろん僕にとっては好ましくない現実なのは間違いない。

だが、先日のフィリピーノの件を経て、一度別れようとの気持ちが固まっていたことにより、この訳のわからないおっさんにお持ち帰りされている現実を知ったいま。。。

クリスタルを手放すことに関して、何の躊躇もなかった。

そしてクリスタルの何気ない日常の会話のメッセージを遮る様に、「オマエ、タイムラインにこんなん上がってんで」と、タイムラインに上がる、おっさんとクリスタルがキスしている写真を、クリスタルへと送った。。。

 

続きは次回。

TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。

 

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