サニーと過ごす充実の時間 – 後編、現主戦場マラテに初訪問【2話】 – ミカエルblog ep8-

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ミカエル
日本人とフィリピン人のハーフ。ほぼ確、母親がフィリピン人

どうも、ミカエルです。

 

前回までのあらすじ
滞在2日目、サニーとの買い物を済ませ、束の間の休息を得たミカエルは、サニーそしてキムとともに、ファミリーKTVに行く為に見知らぬ街に連れて来られる。この時はまだ解らなかったが、その街はマラテだった。

サニーと過ごす充実の時間 – 後編、現主戦場マラテに初訪問【1話】 – ミカエルblog ep7-

2019年8月24日

今回のお話は、初のマラテで繰り広げられた、キムの迷走のお話です。

よろしくお願いします。 押忍!

 

タナベのスタッフと何か話をするサニー。

時間が遅かったのか、断られた様である。

店を出て歩き出すとサニーにここは危ない街だからと、バッグを体の前で持つ様に言われた。

 

危ない街と聞かされると、なぜかそこら中のフィリピン人全員が悪い人に見えてくる。

自然と身構えるとともに、僕の菊の門にもキュッと力が入った。

もちろん、マラテを歩いているだけあって、何人もの日本人とも、すれ違っていたのだろう。

だが、この時の僕には全く目に入っていなかった。

それほど、緊張していたのだと思う。

 

しばらく歩いて、結局サニーが選んで入ったのはGokizipだった。

 

初めてのコリアンレストラン。

注文した肉以外にも、色々とサービスが付いてくることを当時は知らず、サラダ、スンドゥブなどを追加で注文してしまう。

食べることに関しては力強い味方、キムをもってしても食べきれる量ではなかった。

食事が終わり、持って来られた伝票を見てあまりの安さに驚く。

別に何か得した訳ではないが、なぜかとても得をした気分だ。

 

お腹もいっぱいになり、支払いを済ませて、いよいよファミリーKTVに向かう。

なんせ外は、ものすごっつ危ない、無数の強盗が潜んでいる、そこら中に泥棒だらけの街(この時点ではそう思っている。。。)を再び歩き出すのだ。

おのずと、菊の門が今一度、キュッと締まる。

今考えると、マラテベイビューマンション前のGokizipからMusic21に向かっているだけなのだが、この時はとても遠く感じた。

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Music21に着くと、サニーが受け付けを済ませ、部屋に案内された。

日本で言うところの、カラオケボックスだという事を初めて理解する。

とりあえず、バケツでビールとフードを頼むが、キムによってビールがもの凄いスピードで空いていく。

もちろん、Music21で飲むビールなんて、ものすごっつ安い。

いくら飲んでくれても構わないが、急性アル中で倒れんちゃうん?ぐらいの勢いだ。

サニーはというと、マイペースでどんどんと曲を予約し、ご機嫌で歌いまくっている。

2時間程すると、キムの様子は明らかに、ぐでんぐでん。。。

セクシーさ及び、介抱してあげたい度は皆無だ。キムには申し訳ないが、放置プレーの一択しか選択肢にはなかったwww

サニーはそんなキムの姿を見て、大爆笑しながら何か煽っている。

すると、キムがセクシー風な表情を浮かべ、少しはにかみながら、脱ごうとしだした。

今にもキムによる、セクシー風ショーが始まりそうな勢いである。

ミカエル心の声
まず、はにかんだ表情を見せるなキム!
そして止めろキム!
日本人は誰一人、おっさんのそんな姿を求めていない!
そんな事をして、誰が得をする?誰も得しないだろう!
落ち着けっ!落ち着くんだキムっ!
ハウスっ!キムっ!

と、キムを全力で止める。

キムは、ギャハギャハ笑いながら、トイレに行くといい、部屋を出て行った。

 

10分経過。。。キムなんか遅いな、まっ、でもあのガタイなら、大っきいのがいっぱい出て時間かかっても、おかしないわな。。。

20分経過。。。帰ってこんやん!おっさんトイレの中で寝てんちゃうん?

30分。。。さすがにおかしない?? あれだけ酔っ払っていた事もあり、急性アル中で倒れてんちゃうん?と思い、トイレに探しに行く。

とりあえず、男性トイレ(だって、言うて男ですもの、何か?)。。。いない。。。

 

ミカエル心の声
まさか、おっさん、女性トイレを使うのか?

と、思いながら、女性トイレの前から呼びかけてみるものの、返事がない。

しかも少し恥ずかしい。。。

フィリピン人から見ると、変態日本人が女性トイレに向かって、何かおがっている!っという構図ができてしまっている。

 

あれっ?と思いながら、空いている、他の部屋を見回るがキムはいない。

1階に降り、受付横の待ちスペースを見るものの、いない。。。

どこ行ってん??と、辺りを見回すと、入口の前にいるセキュリティが、僕に手招きをする。

セキュリティに近づき、フィリピン人特有の、目線と唇の動きで示す、指さしの方向を見ると、、、

キムがホームレスのごとく、外で寝ている。。。

ミカエル心の声
すっごいブサい、ものすごっつブサい。。。寝顔はよりいっそうブサい。。。(((;°Д°;))))

と、思いながらも、キムを必死に起こすが、キムは起きない。

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一旦部屋に戻り、そのことをサニーに伝える。

さすがにサニーも外に出て、キムの介抱をするが、キムは起きない。

とりえあず、Music21のチェックを済ませ、セキュリティに手伝ってもらって、おっさんを捕まえたタクシーに詰め込む。

僕は助手席に、サニーは大柄なおっさんを膝枕する形で、フォーメーションを固めた。

 

サニー曰く、ホテルからそんなに遠くないとのことで、このままキムを家まで送ると言う。

かくして、僕の初めてのマラテ訪問は、この様な結末で幕を閉じた。

タクシーで走ること40,50分だろうか? キムの家に到着する。

もし、キムが起きなければ、この大男を僕ひとりで部屋まで運ぶのは、確実に無理だ。。。

タクシードライバーを巻き込んでの、壮大な運搬劇になることは間違いない。。。

 

サニーがキムに何か声をかける。。。

『ムクっ!うんっ?んっ?』

キターー!キムオキター!!

キムが起き、自らタクシーを降り、歩みをすすめようとしている!

感動の光景だ。

生涯でもう一度だけ、この言葉をあなたに贈ろう!

ミカエル心の声
ナイスゥーー!

 

僕はタクシーの中で待ち、キムはサニーに付き添われながら、建物の中に消えていく。

ミカエル心の声
ありがとうキム、そしてさようなら。

タクシーの窓から、今日は少し弱っている、彼女の大きな背中を見つめ、この旅2回目の永遠の別れを告げた。

 

その後、サニーと僕もホテルに戻り、長かった滞在2日目が終わった。

 

続きは次回。

 

TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。

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