【アブサヤフのリーダー】マラテベテラン戦士が元カノフィリピーナの話を始めるとアブサヤフのリーダーが出て来た【Chap7 40話】- ミカエルblog ep273

フィリピーナとの写真で、サーファーでも無いのに年甲斐も無くアロハポーズを取り始めるジジイ、ほぼ確、お調子もの

どうも皆さんこんにちは、こんばんは、ミカエルです。

前回までのあらすじ

エレベーターの中で受付のオバピーナが語ったのは、サラがここにやって来て、部屋の鍵を開けろと10分近くエントランスで怒鳴り散らしながら爪跡を残したとの事だった。
3日ぶりのメッセージを送った事が逆に火をつけてしまった様で、ここまで堂々と歩けたマラテが急に、ひっそりと歩かなければならない状況へと陥る

【嫁ピーナ襲来】コンドへと戻ると嫁ピーナが襲来し、顔見知りのおばはんフィリピーナに爪跡を残していた【Chap7 39話】- ミカエルblog ep272

2021年4月20日

本日もよろしくお願いいたします。

マラテベイビューマンションの受付おばはんフィリピーナに知らされたサラの襲来。

「もう日本に帰っとんじゃい」とのメッセージをサラに送り、愛情度と信用度0でここに押しかけて来た事を考えると、この旅でサラに見つかってしまうとどんな仕打ちが待っているかは分からない。

メッセージはガチ日本に帰るまで開かない事を決めたものの、日本に帰るまでは“日本に帰ってる体”を確実に保つのは必須となった。

こんなヤバい状況であるなら、本来なら明日、明後日にでも日本に帰れば良いものだろう。

ただ、“おっさんが新しい女にハマるとたち悪い”説を地で行く僕である。

現状陥った状況よりも、クリスタルのパコパコを優先したい気持ちしか沸いてこず、床上手なフィリピーナの闇へと落ちていく自分を止める事は出来ず、残り6泊7日の全日程走破を改めて決意する。

自分のクズ具合にびっくりしながら、とりあえずしげる氏と2人で部屋に向かい秒で荷物をまとめ始める。

するとやる事がなく、何の為に付いて来たのかは謎のしげる氏がテーブルに座りながら、逆に荷造りの邪魔をするかの様な話を始めた。

ミカピーの嫁もほんとヤバいね。
でもね、僕ミカピーの気持ち分かるんですよ。

少なくともしげる氏と同じ思考繋がりの様なまとめ方は絶対やめて欲しい所であるが、しげる氏は更に話を続ける。

俺もね、ついこの間までボン キュッ ボンのめちゃくちゃスタイルが良くてモデルみたいな女と付き合ってたんだけどね、そいつがミカピーの嫁みたいにほんと何をするか分からないヤツでめちゃくちゃ危ないヤツだったんだよ。

サラに関してはスルっ キュッ スルっ的なフィリピーナではあるが、何をするか分からないと言う意味では一緒である。

そいつもさ、俺の部屋の物を投げて壊したり、俺が部屋にいたそいつにテイクアウトでジョリビー買って帰って来たら、こんな物食べれないって床に投げつけたりさ。
ほんと、何をしでかすか分からないけど、とりあえず顔とスタイルで付き合ってたんだよ

あっ、、、部屋の物壊したり、食べ物の所は分かる。。。それサラ。。。

じゃその内、俺に結婚してくれ、結婚してくれってうるさくてさ、俺もコイツなら結婚しても良いかなって悩んでたの

あらっ？？ここら辺からまた話がいつもの8割の方に怪しくなって来てるぞ？？

じゃ、何とさ、そいつがアブサヤフのリーダーの娘だったんだよ。
だから、あんなわがままで、物壊したりする凶暴な性格に育っちゃったんだよね。
でさ、俺はそん時さ、他に女も一杯いたし、そんな事そいつの親父にバレたら、命が危ないと思って直ぐ別れたんだよ

…

おい、おい、おい、おとっつぁん。
嘘のスケールがめちゃくちゃデカなったやんけっ！

そもそもどうやって出会ったん？はたまた、アブサヤフのリーダーの娘ってなんで分かったん？と色々な事をツッコミたい衝動が凄まじい勢いで湧き上がって来るが、必死に自重を重ねる。

どういう事なん？どういうつもりでそんな嘘つきなん？

しげる氏本人は、“俺の誰にも話してない過去、ミカエルに教えてやったぜ”感漂う表情を浮かべながら、アブサヤフのリーダーの娘と付き合ってたから、危ないフィリピーナの事は俺も分かる。

なので、“オマエも早よそんな危ない嫁と別れろ”と言いたい様だが、そもそも嘘のスケールがデカすぎて、伝えたい事が一切、刺さらないまま荷造りに専念した。

ただ実際の所は謎の嘘を重ねながら、平然としているしげる氏の見て、「あっ、俺この人のクズ具合と比べたらまだイケるわ」と謎の安心をしてみたりもしながら。。。言うてサラの事で重い気持ちがちょっと楽になったのも確かである。

そんなバカ嘘つきなしげる氏の嘘が、逆に少しの癒やしになりながら荷造りを終えると、先ほどまでの堂々とマラテの街を歩けるメンタルは消失しながら、ヒソヒソとマニラ クラウン パレス ホテルへとまとめた荷物を運び込んだ。

続きは次回。

TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。

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