フィリピーナとセブに旅行に来てまで2日連続でカジノへと向かい、惜敗してホテルへと戻る。
そんな状態でも、夜の打席には立つ。
しげる氏とのボラカイ旅でテシが突如部屋へと訪れ、クリスタルの万個へフィニッシュという連続試合安打記録は途切れたものの、そんな状況でもBまでの連続試合出場記録は途切れなかった。
そして、連続試合安打記録が途切れた翌日からは、目標は年間最多安打へと変わりながらも、再び、連続試合安打も積み重ね、連続試合出場記録も更新し続けている。
シャワーを終え、バッターボックスへと立つと、そんな僕にイチローの格言が蘇る。
苦しみを背負いながら、毎日小さなことを積み重ねて、記録を達成した。
苦しいけれど、同時にドキドキ、ワクワクしながら挑戦することが、勝負の世界の醍醐味だ。
by イチロー
苦しいけど、同時にドキドキ、ワクワクしながら挑戦することが、ピン世界の醍醐味。。。
この日も連続試合安打を放ちながら2日目を終え、“フィリピーナと行くセブの旅”最終日を迎えた。
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昨日心に誓った本日の最大イベントは、アクティビティ受付デスクに神々しく祀られるマハルコとの急接近、いや、求接吻と言ってもいいだろう。
が、連日に渡る深夜までのカジノ、そしてマニラから続くクリスタルによる連日の精○採取。
もはや赤玉がでる危険性さえ秘める、過酷なスケジュール。
目が覚めたのは、
お昼過ぎ。
ツアーの時間はとっくに過ぎており、マハルコからすれば、用済みと言っても過言ではない時間での起床。
とりあえず、昨日SMシティ セブで調達したC2 アッポーをがぶ飲みしながら、マハルコとの未来を想像する。。。
…急にクリスタルが邪魔に思えると同時に、用済みで捨てられるかもしれない現実に涙がにじみそうである。
が、妄想にふけっている場合ではない。
シャワーを終えると、普段7:3分けぐらいの分け目を、細川たかしばりに9:1分けで気合いを入れながら、今日はクリスタルを部屋に放置して、マハルコが待つアクティビティのデスクへと向かう。
ただ、このクリムゾン リゾート アンド スパ マクタン。
レセプションやアクティビティのデスクから、部屋まで距離が中々あり、チェックイン後はカートで送ってくれる程の距離である。
ある意味フルマラソンにも感じる距離。
クリスタルと歩いているとそこまでの負荷は感じていないものの、いざ一人でマハルコのデスクに向かうと思うと、中々の面倒くささを感じる。
だが、Qちゃんの言葉が僕を突き動かす。
『この練習をしたらけがをするかもしれない。でもやらないと世界と戦えないとしたらどうする?』って。
私たちは迷わず、けがをしてもいいから突き進む道を選びます。
by 高橋尚子
そう、この距離を歩いたらけがをするかもしれない。
でもやらなければ、マハルコとは戦えない。。。
けがをしてもいいから、突き進む道を僕も選びます。。。
Qちゃんにそんな誓いを立てながら10分近く歩いて、マハルコが待つアクティビティの申し込みデスクへと辿り着いた。
幸い、どこもけがはせずに。。。
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デスクに到着すると、昨日同様に神々しく祀られるマハルコ。
若干、昨日よりさらに茶褐色になった様に見えなくもないが、そこらへんは田舎のフィリピーナらしくて逆に愛嬌がある。
そもそもであるが、僕はアフリカンの様な真っ黒は無理だが、それなりに褐色には耐性があるようだ。
現にクリスタルなどは、バリバリにマニラに染まっているにも関わらず、まあまあの黒さである。
明かりがないと、クリスタルの姿が見えないと言っても過言ではない。。。
そんな茶褐色に輝くマハルコであるが、僕が来たのに気づき、
と声をかけてくれる。
…
…
…
ここはバッティングではなく、ピッチングの場面。
あかん、それはあかん、ド直球すぎる。
それが最終目標であり、完封とはいわないものの、完投勝利とみなすのなら。。。
まずは1イニングずつ、アウトを積み重ねていかないといけない。
そして考えて見ると、、、皆さんうすうすお気づきだと思うが、、、まだ試合さえ始まっていない。
このままでは、永遠のウォームアップで終わってしまいかねず、1点を争う熾烈なゲームを繰り広げる為に、、、
まずは1回のピッチングはメッセンジャーの交換からである。
朝起きれなかった。
そんなどうでもいい会話から入ると、
とのこと。
…わかっている。わかってはいるが、
そんなキモい言葉は発せられないまま、マハルコとしばらく雑談を交わす。
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するとマハルコは26歳の子ども2人持ちの既婚者だとのことだ。
とは言え、既婚者、子持ちフィリピーナ、何でも受け入れるのは、僕の得意中の得意な所でもある。
ただ、そんな境遇でも何となくイケそうな雰囲気を漂わすマニラのKTV嬢とは違い、マハルコからはどうも脈を感じられない。
気持ち的にはワンアウトも取れないまま、すでに4点ぐらいは奪われ、まだランナーは満塁の状況だ。
心のノムさんがすかさずダッグアウトから飛び出してきて降板するかをたずねられるが、続投を志願した。
波に乗ったマハルコ率いるセブの猛虎打線の勢いは止まらず、ずっとチャンスマーチが鳴っている状態の中、最後の気力を振り絞り渾身のストレートを投げ込む。
が、半速球となり、絶好のホームランボールをド真ん中へと投げ込んでしまった様だ。
何で交換せんとあかんの?
ボールは綺麗な放物線を描きながら、バックスクリーンへと飛び込む。
0回0/3でワンアウトも取れないまま8失点KOとなり、完全にメンタルは折れ、心のノムさんに自ら降板を告げ、マウンドを降りる。
たった24時間ではあるが大恋愛に敗れ、マハルコとの差し障りのない会話を経て別れを告げると、クリスタルが眠る部屋へと戻った。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
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いやはや手強い強敵でしたね、受付嬢は!
あわや場外へ飛び出す打球でしたか・・・😓
人生は簡単そうで難しいですね。
鳩麦茶さん、そうなんです。
一応フィリピーナにも倫理観はあったというのが唯一の収穫で、後はボロボロでした😆
そう思うと、KTVってパラダイスですね🤣
セブは甲子園と違くて浜風は吹かんてww
ボールを投げたことに意味がある
と、思いたいww
金髪さん、そうなんですよ。
六甲おろしどころか、浜風も吹かへんかったですね😅
僕も、マウンドに上がったことに意義があると今でも信じております😆